2008年05月26日
桜満開の日和山、石巻専修大学での企画展
4月16日(水)
ビーバー村の一行が石巻を訪問した頃は、まさに桜が満開でした
石巻観光ボランティア協会のみなさんに案内していただき、石巻随一の桜の名所といわれる日和山公園を散策。
ウィリアムは、デローに肩車してもらってゴキゲンです
日和山からは、ゆるやかに流れる北上川と石巻市街が一望できます。
初めて目にする、絵に描いたような日本の春の風景。
とりわけ、キムやレベッカなど大人たちの感激は、ひとしおのよう。
花が大好きなビーバー村のみんな。
子どもたちが、落ちた桜の花を拾い上げて手の中に包み込み、愛おしげに
眺めている姿が印象的でした。
ボランティアの方の説明によると、この石碑は、『アラスカ物語』の作者である新田次郎氏がここを訪れた際に詠んだ歌が刻まれた歌碑とのこと。
歌碑の前で記念撮影。
かつてフランク安田も、この場所に立って石巻の町を、海を、眺めていた時があったのでしょうか...
同じ年のジョーダンとジュジュ。
桜の下でいっしょにパチリ
ジョーダンとポールは、わたあめ買って食べたりも。
綿飴屋のおじさんの粋なはからいで、1個、おまけしてもらっちゃいました
このふわふわした甘い食べ物、ビーバー村の子どもたちになかなかの人気。
↓バスで移動
やってきたのは、
石巻専修大学のキャンパスです
フランク安田没後50年メモリアルポトラッチに賛同してくださった石巻専修大学が、図書館で企画展を開いてくださることになったのです
その企画展の開幕式。
ビーバー村代表として、ジョーリーとジュジュがテープカットに参加しました。
そして、大学関係者のみなさんと記念撮影
大学図書館の一隅に、写真や漫画『アラスカ物語』など、フランク安田やビーバー村に由来するさまざまなものが展示されています。
ちなみにいちばんの注目は、新田次郎氏のアラスカでの取材日記
ディスプレイされているダイアモンドウィローの杖や、クマの爪のネックレス、ハクトウワシの羽の飾りなどは、すべてビーバー村の住民の手による工芸品。ポールが、彼の手がけたビーズ刺繍のキーホルダーについて説明していました。
シャーリーンとデローが熱心に読んでいたのは、フランク安田の娘ハナさんのインタビュー記事のコピー。
大学図書館でのこの企画展が、地元の大学生という若い世代の人たちに、
フランク安田やビーバー村への理解を深めてもらうよいキッカケになれば、
と思います
posted by K
Posted by ビーバー at 10:32│Comments(2)
│ビーバー村の子どもたち、日本に来る(仙台・石巻編)
この記事へのコメント
ビーバー村の皆様が、石巻にやってきたのは、歴史からひょっこり顔を出したような、そしてやさしく光る物語。神様からの贈り物。フランク安田のspirit。発起人の里見様に、深く感謝します。
石巻に戻ることがなかったフランク安田に、「石巻」を届けたいと言った里見さん。
石巻に戻ることがなかったフランク安田に、「石巻」を届けたいと言った里見さん。
Posted by NC at 2008年05月27日 16:16
始めてお便りします。私は郷里石巻を離れて40数年今は靜岡市に住んでいる者ですが、イヤー懐かしいと言うか、望郷の念に駆られると言うか感無量で涙が出そうです。私が幼少の頃は内海橋のたもとに住んでいて、今は亡き父母に良くフランク安田の事聞かされていました。先年、新田次郎著、北大路欣也主演の映画アラスカ物語を観てその偉大なる人生に同じ石巻人としてフランク安田を非常に誇りに思っています。文中に出てくる、日和山、ヨウブ公園、北上川、多福院(確かフランク安田の親が眠っている)、湊小学校(私は一年生として過ごした)等など、それらがこのブログで観られたことは感激です。又フランク安田が貢献したユーコン河流域のエスキモー(今は、イヌイット)の沢山の人々が、石巻を訪問された画面も見ることができました。
墓下のフランク安田もキット喜んでいることでしょう。
余りの懐かしさに、拙文をお便りしました。
墓下のフランク安田もキット喜んでいることでしょう。
余りの懐かしさに、拙文をお便りしました。
Posted by 星澤 潔 at 2009年01月06日 19:31